● Tomorrow - 陽はまたのぼる - 第3話 「暴かれた医療ミス」
医師として市民病院の再建を手伝う決意をした航平。しかし、
蓮見は森山の過去を調べるうちに、航平には医療ミスを犯した過去があることがわかる。
そんな中、再び医師としての道を歩き出した航平は、紗綾から今度新設する
透析センターの担当になるよう告げられる。愛子は市民にとって必要な医科を閉鎖し、
儲かるという理由だけで透析センターが新設されることに納得できないでいた。
数日経ったある日、透析センターに一人の男がやってくる。
その男は以前、商店街で航平が出会った村上伸介という男であった。
腎臓を患っていて検査を受けに来た村上。
検査の結果、心臓もこれ以上透析を続けられないほどボロボロの状態であることがわかる。
残された最良の治療は腎移植しかないことを告げる航平。
しかも、一番望ましいのは血縁者からの生体腎移植。
しかし、村上は「身内なんかいねえ」と言って、病院を出て行ってしまう。(公式HP)
・脚本 …… 八津弘幸 ・ 篠絵里子 / 演出 …… 川嶋龍太郎
・出演 …… 竹野内豊 ・ 菅野美穂 ・ 緒川たまき ・ 黒川智花 ・ エド・はるみ ・ 陣内孝則 ・ 岸部一徳
有村実樹 ・ 秋田真琴 ・ 橋本真実 ・ 永田彬 ・ 田中実 ・ ベンガル ・ 塩谷瞬 ・ 沢木ルカ etc
・主題歌 …… 星村麻衣 「ひかり」 (SME Records)
父子関係を二人三脚の想い出と、退院する時の姿を重ねてうまくまとめてました。
しかし・・・このドラマが人情ドラマなら、これで十分なんだけれど、
明らかにテーマがズレてるだけに、どう評価して良いものなんでしょう。
中華料理が食べたくって「来々軒」という店に入ったら・・・
実は和食の店で、思ってるのとは違うなぁ・・・
と思ったけれど、美味しかったし、まっいいかというようなのが今回。
そんな訳で本来の医療は、人か金かという部分は・・・
どうしてもどっちが正しいのかという葛藤することもなく、
明らかに遠藤が言うことが正論過ぎてまったくテーマにつっこめない。
脳腫瘍とか腎臓移植とか、そういうレベルの話を次々もってきてしまうところを見ると、
当初、思っているような地域医療問題には触れていけなさそうだなぁ、と。
そこにきて、当初から多分誰もが想像していた愛子の死には森山が?
というのが、そのままの展開できたことで、こっちのことがクローズアップされるほど、
地域医療を語る社会派ドラマの色が薄れていくんじゃないかなと心配。
つか、もうそういったドラマじゃないんだと見た方が素直に見れそうな気がしないでもない。
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