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2008年01月09日

● 今日は渋谷で6時

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ニート歴6年の良平は一大決心の末、ネットゲーム上で出会った“暴走天使”という
ハンドルネームを持つ由香里と実際に会う約束を取り付ける。
同じ頃、お金に困っているタレントの加奈は食べるものにも事を欠いていた。
出会い系サイトの広告を目にし、食事目当てで女子高生と偽り“エンジェル”という
ハンドルネームで登録。また、窓際中年サラリーマンの大木も
自殺サイトで出会った相手と待ち合わせの約束をしていた。
偶然にも“渋谷で6時”に同時に待ち合わせした4人。
さらに偶然が重なり、相手をそれぞれに間違えてしまう。“赤いネクタイ”が目印の相手を探す
加奈は“赤いバンダナ”を目印のためにネクタイ風に巻いていた良平に声をかけてしまう。
声をかけられた良平はハンドルネームを確認するも加奈に「エンジェルです!」とこたえられ、
若干の違和感を抱きながらも待ち合わせ相手の“暴走天使”だと思いこんでしまう。
一方、大木も駅近くで捨てられた“赤いバンダナ”を拾い、胸ポケットからはみ出るように
しまい込んだために“赤いバンダナ”を目印にしていた由香里におそるおそる声をかけたところ
「違ってないよ」とこたえられてしまい、行動をともにすることに…。
微妙にズレるやりとりから相手がそれぞれに人違いだと気付く良平と加奈、大木と由香里の
2組。良平と加奈が不良グループ“パープルウルフ”に絡まれたことから2組は出会い、
さらには“パープルウルフ”のリーダー櫂やツイてないウェイトレスの幸を巻き込んでと偶然が
偶然を呼んでゆく。つたないながらも絆を深めていく良平たちは偶然の出会いから、
自分を変えるきっかけをつかんでゆくのだった…。(公式HP)

・脚本 …… 熊谷純 / 演出 …… 石井祐介
・出演 …… 塩谷瞬 ・ 安田美沙子 ・ 野波麻帆 ・ 伊藤正之 ・ 木村了 ・ 星野真里 ・ 谷原章介
        菅野篤海 ・ 戸谷公人 ・ 坂田直貴 ・ 豊水利行 etc
・第19回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作品

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1時間という短い中で、キャラをつくるというのは非常に難しいなと感じますね。
なるべくシンプルにして、ある程度説明しなくても大体の方に理解してもらえるような
設定で、その点を補うなりして・・・
極力、単純明快に仕上げないとなかなか世界観をつくることは至難の業。

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勘違いで出会う理由も自殺サイトの勘違いはいいとして、オンラインゲームの方も、
もっとシンプルに「惚れた」から会いたいという理由の方が、
設定として、分かりやすくもっと主人公に感情移入できたかな。
ヘタに綺麗に物語にするよりは、せっかく「勘違い」というテーマで物語が進行するんだから、
コントぽく展開して行く方が、単純に楽しめたかも。

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途中で幸が、手についたペンキを見て「なによぉ~これ~!」と言うシーンも、
あそこは定番中の定番、「なんじゃこりゃ~!」と叫んだ方がベタだけれども、
ニヤリとできるシーンになったんじゃなかと思ったり。
見てる人の想像を外すのも面白いけど、期待通りに動くシーンも必要。

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短時間なので、出演者が増えれば増えるほど必然的に・・・
一人一人をクローズアップできなくなるので、内容的に薄くなってしまうんですよね。
仕方ないといえば仕方ないのだけれど・・・だからこそ、そこが脚本力の見せ所とも思えます。

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本当は、由香里の告白で視聴者も「えぇ~~~~~っ!」とますおさんのように、
驚かせてこそのドラマだった思うのですが・・・
いかんせん、序盤からもしかしたら・・・と分かってしまうシーンが多々あったのはどうかと。
ここをどううまく視聴者を騙せたかで、かなりこのドラマへの印象が変わったはず。

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勘違い、勘違いで物語が進んでいき、最悪の勘違いだらけの一日だったけれど・・・・

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初めは勘違いでも、いいじゃん!と最後をまとめるなら、
やっぱり、良平は彼女探しをしているといった設定の方がスッキリするかと。
そうすれば、「思いは口にしないと」というキーワードも、活きてくるかと思います。
どこか綺麗にまとめようとして、そのためにインパクトを失ってしまった感じが。
今後の熊谷純さんの活躍を願いたいですね。

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